psp修理の話(psp-3000型)
少し忙しくて、この話をするのが遅れてしまいました。
(今書いているのは9月頭なのですが、実際修理したのは今年5月中旬です。)
そうですね、pspを修理しましたという経験譚です、よろしくお願いします。
まず何故修理しようかなと思ったか、なのですが…
それは単純にmhp3rdを遊びたくなったから、というのがあります。
私のpspは高校生の時に既に電源が入らなくなっていて、どうして動かないのかも分からないまま放置してしまっていたのです。
今となってはpspは15年以上前の産物(2020/8月現在)ですから、生産はとうに終了していますが、中古品ならネットでもジャンクショップにでも行けば5000円前後で買えます。
(psp初代:2004年,psp-2000:2007年,psp-3000:2008年← が生産開始だったようです。こう見るともうレトロといえるかもしれませんね...)
でも、これらの事情に加えて。
やっぱり自分の使ってたゲーム機に愛着あったんです。
それに私は腐っても工学系(の端くれ者)です。[電気/情報]系統をやってて、ゲーム機1つ直せないのは後々後悔しそうだと思いました。
ならばやるか。
そう思った次第で、修理することにしたのです。
とは言っても、ゲーム機をハイ、直したぞ!という知人も周りにいなかったので、先ず最初に分解と構造解析から始めました。
開けてみると結構面白い。
構造を理解したら、問題点を見つけて直すのが流れになります。よってこの後、どのパーツが破損して動かないのか検証をするため、通販で頼んでおいた各パーツとそれぞれ1つずつ換装していきました。
・電源コネクタ
・フレキシブルケーブル
・充電器(アダプタ)
などなど…
結果、コネクタ周りが破損していたようで、そこを交換することで電源は入るようになりました。もっとまずいところ(マザーや裏のUMDあたり)が壊れてなかったことは幸いです。
次に、正しく起動し、画面が正常に映るかが問題でした。そこでもともとの液晶に繋いで様子を見ると…
そう、ここで私はようやく当たり前のことに気づきます。
もともとこの液晶は割れていて換装予定でした。そこで私は、『それならこの液晶を色々観察したり、いじってみよう』と思っていたのです。それで、液晶のカバーを外して、直に液晶がある層を触ったんです。
そこでなにか液体っぽいものが全体に付着していたので、それをふき取りました。
これが液晶だったんです。
実際には液晶は、液体と固体の中間に属する物質、
これに電圧をかけてその形状を変化、その上に光を回転させるシートをつけて人間の目に見えるようにしているようです。
化学はからっきしだったんで、こういうところは知らなかったです、正直この説明もかなりざっくりです。
(電子デバイス系の講義とったほうがいいのかな…)
まあでも、なるほどなと一人勝手に納得しつつ、次の作業です。
先の続きで、新しい液晶パネルに交換です。
交換し終え、元に戻す前にテスト。
問題なさそうでしたので、すべてのパーツを組み立て直し、修理終了です。
今も問題なく動いてくれてます。
無事に修理できて良かったし、個人的にいい経験になったと思います。
あと結構楽しんでいる自分がいましたね(笑)
では、今回はこの辺で。