谷戦記

迅のごとく

勇者電脳スタメンミーティング-その1-

あめりかん「今日集まってもらったのは他でもない、{烙印・天威}勇者環境をいかに攻略するかの方針を決めるためだ」

あめりかん「おいそこ!泣くんじゃあないッ!」

 

娘々「だってえええ......だってぇぇぇぇぇええ!!!(涙)」

 

あめりかん「この泣き虫は置いといて、皆も知っていると思うが、今月からVFDは新しい世界へと旅立った......長い旅に...向かったんだ」

 

一同(ざわざわ)

 

あめりかん「確かに皆の意図している通り、電脳の制圧力の半分は失ったと考えていいだろう。だがそれは制圧力の話だ。現にレギュラー4人は老を除きそもそも制限を受けていない。老の制限②も今に始まったことじゃない」

 

あめりかん「つまり"展開力"はそのままということだ」

 

瑞々「でも監督っ!今の環境にこそVFD先輩は必要では!?現に天威や幻影、烙印すべてに闇属性宣言は有効なはずです!その代わりが務まる人なんて...」

 

あめりかん「するどいな、瑞。おまえの言うとおりだ。今は前にも増して闇環境といってもいいだろう。だがVFDはもういない。つまり新しい戦術を考える必要がある」

 

豸々「新しい戦術…?」

 

あめりかん「それは、高レベルシンクロによる、状況に合わせた展開だ」

 

麟々(ドキドキ)

 

あめりかん「もうVFDによる対話拒否的な戦法は、繰り返すができない。今も活躍してくれているが、できてデスサイズによるEXロックが限界だ。その点においては、ベアトとバロネス、それにデスサイズも続投で頼む」

 

ベアト&バロネス&デスサイズ「了解です。/わーったよ!/任せておけ...」

 

あめりかん「うむ、ありがとう。話を戻そう。今しがた話した高レベルシンクロ対応だが、今までは仙を添え置きか、後手捲りに灼銀や仙、珊瑚で踏み抜くくらいだった。だがそうではない。今後は相手に踏み抜かせるのが難しいシンクロや、墓地ソースを刈るシンクロを成立させ、処理を難化させて勝つのが主体となる。」

あめりかん「おいっ。3人っ。入ってくれ!」

 

ファイナルシグマ(スーツ姿)

承影(スーツ姿)

グリオンガンド(スーツ姿)

 

娘々「しぐまたいちょっ!」

老々「承影さんじゃあないっすか。ご無沙汰です!」

仙々(ハングリーバーガー(儀式☆6)を食い漁っている。もっきゅもっきゅ。)

 

あめりかん「......」

(無言の神の宣告、宙を舞う仙々、唖然とする一同、バーガーをふんだくるあめりかん)

 

あめりかん「3人のうちシグマと承影は特に先発だ、状況に応じてバロネスに追加する。グリオンガンドは特に妨害を踏み抜いた後の追撃として強いから、お前は後発だ。」

 

3人「了解ですッ!!!」

 

あめりかん「逆に浮鵺、ティスはベンチだ。VFDのいない今、お前たちの成立はゲームの勝敗に絡みづらくなっている。すまないがいつでも出られるよう、トレーニングは続けておいてくれ。」

 

浮鵺&ティス「・・・・・・(肯く)/分かったゼ。」

 

あめりかん「ありがとう。さて、長くなったがシンクロの新エースたちは以上だ。残りの☆6&9組は続投。特に仙、お前は食い漁ってる時間なんか無くなるくらい、泡影や一滴が飛んでくる。気をつけろよ。」

 

仙々( ヒュッ(掠れる息) )

 

あめりかん「エクシーズ組にもほぼ変更はない、トレミス、お前にはきついと思うがまだまだ道のりは長い、頑張ってくれ。凰々とガイドラもコンビで頑張れ。ブレソとアーゼウス、お前達はもっと出番が増えそうだが、引き続きよろしく頼む。」

 

X組「了解ですッ!!!!!!」

 

あめりかん「大きな変更点はEX組のシフトで、以上だッ!!!今日はこれでミーティングを解散するッ!一同、解散ッッッ!!!」

あめりかん「ああそうだ、ベアト。お前だけ残ってくれ。少し話がある」

 

ベアト「構いませんが、どうかしましたか???」

 

 

~ミーティング後~

 

あめりかん「妨害数の都合上お前から落とすモンスターを水遣いとデスサイズ以外にトークンコレクター、シラユキの2人を検討している」

 

ベアト「...その意図は?」

 

あめりかん「実際のところ、水遣い・デスサイズ素引きを起こした場合ベアトを立てる必要がなくなるときがある。それはお前も知っているだろう。」

 

ベアト(頷く)

 

あめりかん「しかしそのときは手札負担が1枚以上増えていることになる。相手の誘発次第だが、欲張れるときは堂々と欲張ってお前を立てて、先の2人を追加で落とすことで相手に圧をかけたい。特にトークンコレクターは天威相手に超有効だ。デスサイズで事足りるが、保険の意味合いもある。なんといってもヤツはトークンがいれば自己蘇生する。バロネスに負担をかけないのもGOODだ。シラユキは言わずもがなだが、承影追加により、打点パンプ・朱雀の弾を自動装填の2通りの使い方もできる。ぜひ呼びたい2人だ。」

 

ベアト「なるほど......分かりました。では2人はいつ頃?」

 

あめりかん「もう少し先だ。今はEXの大幅変動でややぎこちなさが見えくるはずだ。その分メインのメンバーとの噛み合いなどを計ってからになるだろう」

 

ベアト「重ねて了解しました。では、また何かあればお声がけお願いします、監督」

 

あめりかん「ああ、こっちこそよろしく頼む」

 

 

~舞台裏~

娘々(「飲み物忘れたから取りに来たらまだ話してたよ~~~!!!なんか聞いちゃったあああああああああ!!!どうしよおおおおおおお!!!!!」)

 

 

 

⇒To be continued...?